体験レッスンのち反省会。

今日はNさん(女性)がマンドリンの

体験レッスンにお越しくださいました。

 

僕が指導しているマンドリン団体、アルバで

もう何度もご一緒させていただいていますが

個人レッスンは今日が初になります。

 

曲はバッハの無伴奏パルティータ2番からアルマンド、クーラント。

エックレスのソナタ1楽章。とても意欲的な選曲です。。

 

 

とても達者な技術をお持ちなので、大きなミスなく上手に弾かれています。

バッハでは基本的なフレージングとアーティキュレーションを整えてから

指板を押さえる→離す→押さえるという動きの中で

どうプロセスを練習するかについて、アドバイスさせていただきました。

 

独学の方に非常に多いのが

音がちゃんと出たかどうかの結果ばかりを練習して(気にして)

プロセスを練習しない(気にしない)というパターンです。

ミスを減らすには必ず動作を細分化して考えなくていけません。

結果が出る前に、成功するかミスするかは決まります。

 

最後にエックレスをクラシックギター伴奏で演奏していただきました。

トレモロが均等に弾けずとても苦手にしていましたが

右手の振り幅、ピックの進入角度等々、幾つかを指摘して

15分程度基礎的な練習をしていただいたら、別人の様に

とてもクリアな音色で均等に弾けるようになりました…！

 

力の使い方、意識するポイントを変えるだけで、演奏内容は劇的に変わるものです。

自分の演奏の変化に「目から鱗」と、とても喜んでくださいました。

 

夜は指揮者の橘直貴さんを交えて、2015年度の

フィラルモニカ・マンドリーニ・アルバ・サッポロ(名前長い！)

の演奏会の反省会。

続きはまた明日。

 

吉住和倫

 

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