続 爪のケア。

昨日の記事の続きです。

爪が割れてしまった場合の対処方法について。

 

昨日も紹介しましたが、これを使います。

 

ネイルサロンで使われているジェルネイルのキットです。

ジェル状のアクリル合成樹脂を爪に塗布して、UVのライトを数十秒当てると

硬化して本物の爪の様な強度になります。

 

アクリルリキッドとアクリルパウダーを化学反応させて造る

スカルプチュアという種類のものもありますが、これは柔軟性がなく

クラシックギターには向きません。

 

クラシックギターは多彩な音色が要求されますし

ナイロン弦との相性を考えると、やはりジェルネイルには敵わないと思います。

ただスチール弦のアコースティックギターにはジェルネイルだと

耐久性に不安がありますので、スカルプチュアの方が向いていると思います。

僕はアコースティックギター弾きではないので、もしかしたら

ジェルネイルの方が良いという人もいるかもしれませんが。

 

ジェルネイルにも種類は色々ありますが

僕が使用しているのはSHINY GEL(シャイニージェル)。

丁度良く(本当は残念ながらですが笑)親指の爪が足りないので造ってみたいと思います。

 

before                    after

 

ネイルサロンの店員さんの様な綺麗な仕上がりにはなりませんが

僕みたいなたまにしか作らない素人でもこの通り!

ネイルサロンだと、どうしても強度優先で凄く厚く作られてしまうので

自分で造りながら調節出来る分、セルフの方が僕は良いですね。

わざわざお店に行かなくてもキットさえあればいつでもどこでも造れますし。

 

以前、東京でコンクールを受ける直前に爪にトラブルが起きた際に

同じ高田元太郎先生門下で日本の若手トップギタリストの1人、小暮浩史くんに

施術してもらったのをキッカケに僕も自分で爪を造る様になりました。

トラブルの際、このキットはとても重宝しています。小暮くんに感謝です。

 

吉住和倫

 

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