ご来場ありがとうございました。

ゲストの藤掛廣幸氏のお陰もあり

マンドリン音楽祭は大変盛況に終わりました。

ご来場いただいた皆さまありがとうございました。

 

僕と市川敦嗣くんのマンドロンチェロ×クラシックギターデュオは前日合わせのみの

即席デュオでしたが、多くの方に楽しんでいただけた様で嬉しく思っております。

またいずれ機会があれば、市川くんとはもっとじっくりと準備をして

質の高い音楽をやってみたいですね。

 

生徒さんのデュオ森羅万象、昨年にはなかった

繊細なアプローチが幾つも見え、確かな成長が感じ取れました。

このデュオはこの先も継続していくらしいので

またお目に掛かる機会がありましたら是非聴いてあげてください。

 

マンドリン横山貴史・クラシックギター倉田拓郎 デュオ「森羅万象」

北海道大学チルコロ・マンドリニスティコ「アウロラ」

 

指導団体のアウロラは難所も巧みに切り抜けていましたし、とても表情豊かな演奏でしたね。

商大生、高校生が加わった大人数での演奏でしたので、アンサンブル的には

付点のリズムに問題を抱えていたり等の問題も生まれてましたが

やろうとしてることがよく伝わってきました。お客様の反応も良かったですね。

商大生側の視点で見てもアウロラ、高校生が加わる事でアンサンブルの精度の問題が

発生するのは同様ですので、この点は今後考えていく必要があるかと思います。

次のアウロラの本番は夏に京大とのジョイントコンサート。

息つく間もありませんが良い準備をしていきたいです。

 

 

今回ゲストとして招かれた藤掛廣幸氏は自作曲で指揮を振られました。

当然ですが、やはりプロのお仕事をされる方です。

 

マンドリン音楽祭の3部の演奏は毎年明らかな練習不足、粗が目立ち

お世辞にも上手いとは言えないのですが、藤掛さんの指揮は問題が起きても

何事もなかったの様にグイグイ奏者を引っ張っていき、ブレない演奏を成立させていました。

180人の大合奏ですので、それだけでもアンサンブル的に難度は高くなりますが、問題が発生しても

瞬時に奏者に対して拍感、ビート感をしっかり示し直してリカバリー出来てましたし

経験の豊かさを感じました。

 

そして演奏者、お客さんをのせるがとても上手いですね。エンターテイナーです。

 

 

3部でコンマスを務めた横山くん。森羅万象もあって大忙しでした。

ギタートップも教室の生徒の稲葉君。緊張しているのでしょうか(笑)?顔が耳まで赤くなっています。

 

 

藤掛さんから「僕がこの曲を作ったのは40年以上前、25歳の頃で~」というお話がありましたが

つまり70歳近いということですよね…!?

見た目若すぎる(笑)50歳くらいかと思ってました、すみません。。

見た目だけではなく、足取り、仕草、話しぶりも若く、本当にエネルギッシュな方です。

自分も70歳くらいになってもこれくらい若々しくありたいものだなと本気で思いました。

 

吉住和倫

 

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