ギターを始めたキッカケ。

職業柄、この質問を受けることはよくあるのですが

最近特に多いので、大雑把にですが書いてみることにしました。

楽器歴は最初のブログにもチラッと書かせていただきましたが

エレクトーン→ピアノと経て、15歳頃に友人の影響でエレキギターを始めました。

 

ピアノを弾いていた頃から漠然と音楽で生きていきたい、という気持ちはあったのですが

ピアノの世界は早期教育が当たり前ですので、10代中盤で始めてモノにするのは大変厳しいという事も理解しておりました。

 

で、友人がエレキギターを弾いてるのを見て興味を持ち、日本で売れてる幾つかのバンドのギタリストの演奏を聴いて

「これくらいなら自分でも出来る気がする」と思ったのがキッカケでした。今思い返してみると結構傲慢かもしれないですね(^^;。

エレキを始めた当初はBOØWYやXjapanとか弾いてました(笑)懐かしい。。

 

その後は、ある程度練習を重ねて上達するにつれて、興味が洋楽へ移っていき、ポール・ギルバートや

イングヴェイ・マルムスティーン、ヴァン・ヘイレン、ジョン・サイクス…もう挙げるとキリがないんですが

所謂「ギター小僧」の道にドップリ浸かっていきます。

 


 

以前のブログにも書いた通り、機材を揃えてバンド活動もやっていました。

が…当時自分は周りの中では結構弾けるギタリストではありましたが、弾けるエレキギタリストって探せば結構いるんですよね。

でも腕の立つベースやドラマー、ヴォーカルは中々いない。エレキギターは一人では音楽するのは難しい。。

 

そんな時、クラシックギターを弾いていた友人が持っていた、A・ロメロというクラシックギタリストが弾く

J・S・バッハの無伴奏曲を聴いて衝撃を受けました。

特に無伴奏パルティータ2番BWV1004のシャコンヌ。

 

昔からある程度クラシックを聴く習慣はあり、シャコンヌは凄く好きな曲だったのですが

クラシックギターで弾けることは知りませんでした。

 

「ギター一本でここまで出来る…自分もこれがやりたい!」

そう思い立って、家にあったボロボロのクラシックギターを引っ張り出して

いきなりシャコンヌから練習を開始するという無茶から自分のクラシックギターのキャリアがスタートしました。

しかも右手はピックです(笑)4声の和音やアルペジオには一般的に使ってはいけないとされるch指(小指)使うという暴挙でした。

無知とは恐ろしい。。

 

 

大雑把にですが、クラシックギターを始めたキッカケはこんな感じですね。

クラシックギターのシャコンヌを聴いていなかったら、自分はこの仕事をしていないかもしれないです。

 

ああ、でもこうやって書くとまたいつかエレキギターも弾きたいなって思ってしまいます(笑)

いつになるか解りませんけど、遅くても老後の楽しみにはしたいですね。

クラシックギターを始めてからも色々あるのですが、今日はこの辺で。

 

吉住和倫

 

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