運指が決まらない。

今日はレッスンがお休み、その他の教室、イベント業務も少しだけでしたので

ひたすらギターとマンドリンを弾いて過ごしています。

1日中練習できるって幸せなことです。。

 

ギターの祭典で弾く曲目も、とりあえず明日本番でも何とか大丈夫な仕上がりまではきました。

ひとまず目処が立った感じです。

恐らく今週末の京都では、あまりギターを練習する時間がないので

そこで劣化すると思うのですが、それも計算済みです(笑)

 

しかし、まだヴァルセアーナの運指を決めかねてるので、明後日くらいまでに固めたいですね。

ギターは運指に幾つも可能性がある為に、中々決めきれずに頭を悩ませることがよくあります。

 

個々の身体的な特徴や技術によって得意不得意もありますし、どういうアプローチを取るか

何を優先するかによって選択する運指は変わってきます。

特に複数の声部に動きの多い曲は、この悩みによく遭遇します。

 

Aの運指は音色が良いけど声部の繋がりが悪い

Bは声部の繋がりは良いけど音色が創りにくい

Cは音楽的には問題ないけど難しくてリスクが高い…等々

 

挙げればキリがありませんが、色んなケースがあります。

とりあえずAの運指に決めて2カ月くらい練習してみてBに移行したり

その後全然違う発想からDの運指が生まれたり。。

 

でもこうやってクラシックギターに秘められた可能性を探って表現の幅を模索、獲得していくのも

面白さの1つだと思います。

 

トッカータ・イン・ブルーは7年振りくらいに弾きますが、当時と感覚が大分違いますね。

使ってる楽器が違う事も大きいのですが、アプローチが大分変ったなと。

 

テクニック的には昔苦労してなかったのに弾き辛く感じた箇所は直ぐに解消され

昔苦労した箇所があまり難しくなく感じられてるので、技術的な進歩も確認できて安心。。

多分指の運動能力はそんなに大きくは変わっていないと思うのですが、やはり脱力、力を入れるタイミング

フォームの切り替えなど、技術に対する考え方が深まっているのが一番の要因と実感しております。

 

こちらは日々、僕に脱力の極意を諭してくれる我が家の師匠たちです。

脱力というより堕落してるだけな気もしますが(笑)。。

 

吉住和倫

 

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