体験レッスン2回目、クラシックギターのKくん(大学生)。
カルカッシのエチュード7番、ゲーラのその明くる日、共に
前回のレッスン時より大きく質を上げてもってきてくれました。
カルカッシは左指の準備と高音の音量バランスくらいしか大きな問題はないのでクリア。
その明くる日もまだぎこちない箇所はあるものの、テンポの動かし方も板についてきました。
全体的に低音や内声は良い音質で弾いてますが、高音のタッチが常に細い傾向にあるので
タッチのバリエーションを獲得していけると表現の幅が大きく広がっていきそうです。
音楽自体の表現力はしっかりしたものを持っているので。
初回のレッスン時と変わらず、継続して習いたい意思をお持ちでしたのでご入会いただきました。
これからとりあえず3月までよろしくお願いします。どうか勤務地が札幌市内か札幌近郊になりますように…！
夜は北大アウロラの合奏指導へ。
曲は前回も見た舞踊風組曲第2番/久保田孝とウイリアムテル序曲より第4部/Ｇ・ロッシーニ。
演奏会のプログラムが中々ハードなので、皆さん練習に追われて苦労してますが
何とか目処はついてきたという印象です。
ウイリアムテルは1stマンドリンが技巧的にかなり困難な為、少しゆっくりめのテンポ設定なのですが
それでも音楽に推進力が出るように、小細工というか仕掛けを施していきました。
特に曲の最後は華やかに楽しく終われるようになり、皆さんの顔も笑顔が多く嬉しかったです。苦笑いかもしれませんけど(笑)
あと大きなハードルは京大さんと一緒に演奏予定のジェノバへ捧ぐ/U・ボッタキアリ。
アンサンブル的にも音楽的にも難度の高い曲ですが…これが非常にヤバそうです(笑)
京大さんに土下座しなくて済むように頑張りたいと思います(笑)
練習後は数名の学生さん達と食べ飲みしながら楽しい時間を過ごさせてもらいました。
夜遅くまでお付き合いありがとうございました。
吉住和倫
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