通常営業。

３連休の間は完全にレッスン休業状態でしたが、昨日から通常営業に戻っています。

通常レッスン、体験レッスン、次の幾つかの主催イベント、団体の合奏指導の準備等々。。

先月の発表会を終えてから新曲の初レッスンの生徒さんも多数。

クラシックギターのK・Kくん(大学生)。

まず最初に技術的なエクササイズ。そしてカルカッシのエチュード４番。

カルカッシは大体綺麗に弾けていますが、4のスラーの精度がマチマチ。。

1弦で4→3指のスラー時に、音量が不足。音量を上げると4指の動きに3指が干渉して

1弦が指板から落ちてしまったりしているので、もう一歩指の独立性が必要ですね。

他は及第点を十分超えてるので、次のレッスンには終えられそうです。

そして新曲はセビリア風幻想曲/J・トゥリーナ。

クラシックギターの為に書かれたスペインもので、スタンダードレパートリーの１つ。

まだ序盤の部分しかさらえていませんが、冒頭ラスゲアードが常に5弦開放を弾いてない状態で、全体的に軽すぎる印象になっています。

ストロークのアップダウンでしっかり5弦を意識して弾いてもらうと大分厚みのある響きが実感出来たようです。

後は付点を伴ったメロディと伴奏部との対話や、スケールでどのタイミングでスラーを使い右手で弾くかなど。

少し曲のイメージが掴めてきた様です。

演奏は堂々として豪快さも持っているK・Kくんですが、独学の頃はあまりアップテンポの曲に取り組んだことがなく

、先日発表会で弾いた「そのあくる日/R・ゲーラ」の様にじっくり歌い上げるスローな曲を好んで弾いていたみたいなので

この曲で是非新しい自分の音楽を獲得していってほしいと思います。

吉住和倫

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