昨日は日頃お世話になっている、佐藤洋一先生、薮田建吾先生の教室との合同発表会でした。
僕の門下からは14名の生徒さんが出演。
発表会は強制ではありませんので、例年全体の３～4割くらいの生徒さんの出席です。
スケジュール的に都合が付かずに出演を見送った方も結構いるのですが、やはり人前で弾くのが怖い…という方もいまして。
気持ちは解るので無理には弾かせませんが、やはり教える側としては勇気を出して踏み込んでほしいな、と思います。
何と言っても、○月○日に人前で弾く！という目標設定がある方が明らかに上達するんですよね。
準備万端の方からギリギリの方まで様々でしたが、一生懸命練習した人はとても良く上達しましたし
発表会直前のレッスン時より、本番の方が出来が良かった人が多くいました。
また、技術に囚われ過ぎずに「音楽表現」を創ることに最後まで集中していた人が本番でのパフォーマンスも高かったです。
特にマンドロンチェロの石窪翔吾くんはコンクールを間近に控えているだけあって
大きく成長した姿を見せてくれました。やはり努力は嘘を付かないですね。
生徒さんの演奏を終えた後は、講師演奏でそれぞれ1曲ずつ披露。
朝からずっと生徒さん誘導や調弦、ステマネ業などでフル回転の直後ですので
ウォ―ムアップの時間もほとんどないぶっつけです。
講師演奏の最後はトリオ。佐藤洋一先生編曲による愛の小径/プーランク。
弾くのは簡単なんですが、テンポをかなり動かさないとサマにならない曲なので合わせが中々難しい。。
のですが、合わせは発表会当日、生徒さんが集合する前に20分程度(笑)
ちょっとハラハラしましたけど、何とか形になりました。
次の合同発表会は1年後。僕の教室単独での発表会は3月に行う予定です。
まだ初心者の生徒さんもその頃には何人かデビュー出来るでしょうか。
吉住和倫
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