今日は新しい生徒さんの初回レッスン。
先月から体験レッスンにお越しくださっていたSちゃん。小学4年生です。
ギターはここ数カ月間、独学でアコースティックギターでコード弾きの経験があり
初回の体験レッスンではそれを披露していただきました。
まだ鳴りきらない音は幾つもありましたが、小さい手で良く頑張って押さえて元気良く弾いてくれました。
何よりリズム感がとても良い。
さて、アコギとクラギとどちらで習うか。
クラシックギターとアコースティックギターの違いがよく解らないので、どちらかに大きな拘りがあるわけでもなく。
僕が日本のポップスを独奏に編曲したものを聴かせたら、こういうのが弾けるようになってみたい!という様子だったので
クラシックギターでご入会いただくことになりました。
基本的には未経験の初心者に近い状態なので、カルリのエチュードでフォーム固めと指の拡張から。
2度の体験レッスンの間、頑張って練習してくれていたようで、今日はかなり正確に押弦出来て
クリアな音が出せる様になっていました。
フォームはまだ不必要に斜めになっていたり、3指が指先ではなく腹で押さえてしまっていたりでしたので
幾つかポイントを指摘して再度挑戦してもらうと…見違えるように良いフォームに。。
意欲的なお子さんは本当に吸収力が高いですね。
その後開放弦のみでのアルペジオ、和音の練習を経て、初心者用に作成した2重奏曲を弾いてもらったのですが
最後の指の拡張を強いられる難所以外はほぼ完璧。。というか、とても快活な表現で既に「音楽」になってる…!
Sちゃんは五線譜にはまだ不慣れで、おたまじゃくし1つ読むのも中々苦労してるのですが
レッスン中もよく声に出して歌ってくれるんです。またそれがとても上手い。。
技術が足りなくて弾けなくても、最初から「歌おう!」という強い意志が感じられるんですよね。
これってとても大切な事で、ある意味ベーシックな技術以上に教えるのが困難なことだったりします。
レッスン中もとても意欲的で、技術を自分の言葉で解釈しようと試みたり、解らないことがあれば積極的に質問してきたりと
ギターもレッスンも楽しんでくれている様子なのですが、逆に僕が音楽表現にきちんと結びつかないような形で
レッスンしてしまうと、つまらない思いをさせてしまうので責任重大ですね…(笑)
こういうタイプのお子さんは、上手くならなかったら間違いなく教える側の責任です。
他にも既にご入会してる新しい生徒さんがいるのですが…また後日ご紹介します。。
ブログ書くネタは沢山あるんですけど、中々時間が取れません。ごめんなさい。
今月は少し頑張って更新増やします。
吉住和倫
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